8:05:
お前の頭の中はいつも大安だな、:
「大変だ!、大変だ!たいへん、だ〜〜!」
「どうしたんですか?レポさん。」
「どうしたもこうしてもねいよ、さっきムショのダチから連絡があって、」
「 ムショのダチ?」
「おまえらが見せ物にするために不法逮捕したヤツだ」
「大変って、まさか、K社がスナイパー雇ったとか?」
「天下のK社がわざわざ経費使って頭のおかしいオヤジの妄想にスナイパー雇うと思うか、ほんとうに『お前の頭の中はいつも大安だな』」
「いつも頭の中が大安?」
「お前の頭の中はいつも『おめでたい』ってことだ、このバカ!」
「 バカは余計でしょ。」
『お前の頭の中はいつも大安だな』と言う言葉の著先権は僕の娘あります。
僕と娘が結婚式に呼ばれていて、その会場に向かうタクシーの中で彼女が言った言葉です。
「お父さん、今日のスピーチの原稿書いたの?」
「お父さんは学校の先生やってんだぞ、授業だっていつもアドリブだけでやってるんだ。」
そこで彼女が 「本当にお父さんの頭はいつも大安なんだから!」と言ったのです。
「何がおもしろいんだ」って?
分からない人は気にしないで下さい。
枕が少し長くなりました。
今回は『怖〜いお話』をする前に 『おめでた〜いお話』をします。
近々K社がカラープリント印画紙を除いて印画紙の生産を中止する
らしいんです。
そんな事知ってた?
「それが何で『おめでた〜いお話』なんだ」って?
実に『おめでた〜いお話』じゃないですか!
印画紙どうやって作るか知ってますか?
中国のどこかで広い工場を真っ暗にして中国の女子工員さん 達が作っている訳ではないのですよ。
莫大な研究費を掛けて作った機械が膨大な敷地の工場で明るい所で
作っているのです。プラントと言いいます。
「これもご存知で?」
では印画紙作るの止めちゃってその後そのプラントの機械どうするのでしょうか?。粗大ゴミの回収日に出すのですか?
そこ機械、安く売っちゃうのです。
「どこに?」
ロシアらしいのです。
ここからの話しは日本プリンター協会の会長の田村さんから聞いた話しです。初代会長はDARK ROOMの加藤さん。
実は僕も去年、田村さんから始めて聞いたのですが印画紙の支持体に使う紙を生産出来る会社って世界に2社しかないそうです。
世界のほとんどの印画紙を作ってる会社がその紙を使っているそうです。
写真産業は昔から軍需産業でその会社の紙はロシアは買えないそうです。
しかし、昔のロシア、ソビエトにも写真あった訳だから印画紙の紙を作れない訳がない。K社の使っている高品質なものではないでしょうが、、、。
『おめでた〜いお話』は乳剤にあるのです。
去年コスモスインターナショナルの新山さんがドイツ人の写真からFUJIのレンブラントの大四50枚入りを25箱頼まれたそうです。
新山さんの会社はYカメラやBカメラと取引をしているので連絡して両者の全国のお店の在庫を全部買ったそうです。
何部集まったと思いますか?
なんと、22箱です。YカメラやBカメラの全国のお店から集めた数です。
ほんとうは23箱集まるはずだったのですがある写真業界の暴露話ししている、いつも頭の中が大安の人が新宿のYカメラのお店で一つ買ってしまったからです。
コスモスで毎年やっているコスモス展の運営員委員(ハービーさんもここの運営委員)の一人にFUJIの重役の方がいてFUJIの在庫を聞いたそうです。答えはゼロ!
いつ次の出荷があるのかと聞いた所、来年の8月と言われたそうです。
その話しがあったのが9月頃だったので新しい出荷まで一年近くあると言う訳です。FUJIは印画紙を一年に一回しか作らないと言う事です。
これからこの『おめでた〜いお話』が始まる訳です。
いつものようにここで休憩。11:57......
17:24.....
乳剤は自社で作るしかありません。
乳剤って、焼き鳥屋のタレと一緒だったって知ってましたか?
これは日本プリンター協会の会員展を見に行った時の話し。
田村さん「これ最近出たロシアの印画紙です」
「ロシアの印画紙なんてあるのです?」
印画紙の紙が世界で2社しか作れないと言うのはこの時田村さんから聞いた話し。
乳剤は焼き鳥屋のタレと同じで古い物と新しい物を混ぜて使うのらしいのです。
しかし、新しく出来た印画紙の会社には古い乳剤がない。
作ったばかりの乳剤を半年くらい寝かせて安定させてから、その半分を残して新しい乳剤で印画紙を作って市場に出すそうです。
コンピュータソフトでいったらベーターバージョン。
印画紙の特質、変化を見る為に、ソフトで言ったらデバックの意味もあって市場に出すのだそうです。
そして、その価格が驚く程安いのです。
一枚何十円という値段らしいのです。バライタ紙ですよ。
それは当たり前ですよね、いわゆる試供品ですから。
ほんとうに『おめでた〜いお話』はこれからです。
K社に限らず印画紙メーカーは古いプラントを先に売りたいのです。
特に多くのプラントを持っているK社には一番大きな『おめでた〜い」
お年玉が付いているのあるのです。
この話しは細江先生から聞いた話し。
なんでも人の受け売りが僕の自慢です。
名前は忘れましたが、知ってる人はコメント欄に書いといて下さい。
東欧のチェコだかハンガリーのメーカの印画紙。
細江先生むかしよく使ってたそうです。
K社も他の印画紙メーカー同じで機械を新しくする理由は何か?
何を改良すれば印画紙メーカーは儲かるのでしょうか?
「?」ですか?
「なんでこんな簡単な質問が分からないのですかね〜?」
「材料費のコストダウンです。」
そう、銀を出来るだけ節約して同じパフォーマンスが得られるように研究費を掛けて新しいプラントを作っているのです。
と言う事は、、、、
古いプラントは、、、沢山の銀を、、、、使わないと、、、、
印画紙が作れないと言う事です。
だから細江先生が昔、その印画紙を使っていたのです。
日本プリンター協会の田村さんもこの事を知っているはずです。
「プリントのあがり?」ですか?
K社のRCペーパーしか使って事のない商売人にきくのですか?
「止めとけ止めとけ、こいつフランスの国旗もイタリアの国旗も一緒だって言っているアバウトのヤツでよ、それに頭の中かはいつも大安です!」
アバウトな人間の意見ですがかなりいいです。
「レポさんにアバウトだといわれたので僕よりもっとアバウトな人を紹介します。」
日本のプリンターの三本の指に入ると言うDARK ROOMの加藤さんなんかもっとアバウトです。
プリントする時、僕は0号と5号の二枚のフィルターしか使いませんが、加藤さんは5号のフィルターしか使いません。
どっちがアバウトですか?
プリントなんてアバウトにやったってがきれいにできるんです。
僕が日本のプリンターの10本の指にも入らないのはフィルターを2枚使っているからです。
加藤さんから教えてもらったプリント方法を紹介します。
これ、目からウロコでしす。
何でこんな事に気がつかなかったのだろうか、もっと早く教えてもらえば生徒達に無駄なお金も使わせなかったのに、
その上地球の環境にもよかったのにと思いました。
いつもの様に良いとこで終るのは漫画雑誌と同じです。
では、後ほど、、、、、、、18:44 ......
20:54.....
5番フィルターだけでプリントする方法
暗室の授業で生徒達が大切なお金と環境に悪影響を及ぼす産業廃棄物を
ゴミ箱の中に捨ているのを見ると怒っていいやら、可愛そうやらでとてもみていられません。
皆さんご存知ないです。と言い切ります。
もし僕が目黒区の五味のではなく、ゴミの収集の仕事をしていて燃える
ゴミの日にRCペーパーが一枚でも見つけたら取り出して、
『このゴミは産業廃棄物なので区役所に連絡して下さい』と張り紙をして
置いて行きます。
RCペーパーは産業廃棄物で特別な業者に頼んで処理しなければならないのです。この話しはキャノン、ピクトリコでインンクジェットプリンターの
インクを開発していた人に聞いた事なので間違えありません。
本題に入ります。
生徒達がなぜ多くのNGプリントを出すのでしょうか?
原因はただ一つ。
濃度も問題とコントラストも問題と言う解決方法の違う問題を同時に解決
しようとするからです。
前章にある。愛の問題とSEXの問題と同じです。
どうしてそうなるか?
0番〜5番のフィルターの濃度が見ても分かる様に違うからです。
0番と5番では見た目でも2絞り以上の差があるのがお分かりだと思います。これが生徒をルーピー状態にしてしまうのです。
コントラストを上げる為にフィルターを変えると濃度が変わってしまう。
それで露光時間を増やすとコントラストが変わってしまう。
コントラストを合わせようとしてフィルターを変えると濃度が変わる。
お金と環境問題の悪魔のループ状態になってしまうのです。
そこで加藤さんの目からウロコのびっくり仰天の代裏技が出る訳です。
ここで皆さんに基本でこれだけ知っていればその極意が出来ます。
フィルターを入れないで露光した場何号のフィルターを入れた時と同じに
なりますか?これは使う印画紙に書いてあります。
それは2号です。
1_最初にフィルターを入れずに露光します。
30秒としましょう。
よく学生は他の先生から(僕は暗室の授業を持っていないので生徒が自習の時にアドバイスするからです)教わった段階露光をしますがこれは帰って印画紙を無駄にするだけです。
なぜならば、写真は全体のイメージなので人物に露光時感を合わせてもそれが全体としての写真のイメージと合っていると言う訳ではありません。
2_これを必ずこと! ざっと推薦して乾燥して明るい所で見る事。
これをしないと大量の廃棄物と大金をゴミ箱に入れる事になります。
もし生徒が現金をゴミ箱に入れてくれるならこんな説明はしませんが。
なぜなら、現像液の中でその濃度見る訳ですが印画紙が定着に入るとその濃度が少し上がるのです。そして乾燥するとまた少し上がるからです。
完成した状態から濃度、コントラストを修正して行かないと、、、
お分かりですよね?
これは五味流裏技ですが
通常現像の順番は1現像液 2停止 3定着 4水洗ですよね。
普通停止は氷酢酸を使いますがこの氷酢酸を使わずにただの水にするのです。水!!!水です。
テストして乾燥した物をその水のバットに入れておくのです。
なぜならば、現像液は使っていると褐色になって行きます。
その現像液に中で見た濃度では判定出来ないからです。
なぜ水なのかと言うとその水の中のサンプルは同じ条件ですからその後定着、水洗乾燥しても同じ条件だから同じ濃度になる訳です。
もし濃度がサンプルより上がってなかったら現像液に戻してもう少し現像
時間を増やしてあげれば良いのです。
これ停止に氷酢酸入れていたらこういう訳には行きません。
その上、廃止液代がかからない一石三鳥なのです。
これ暗室の授業で言い続けていたのですが、結局止めるまで受け入れてもらえなかったのです。
どうせ、ちょっといかれた、頭の中はいつも大安のアバウトなオヤジの言ってる事など聞けるかと思っていたのでしょう。
まあ、僕の言ってる事はそうですが、これは名前出して言わせてもらいますが僕が学生時代アルバイトをしていたあの広告代理店の暗室でやっていた事なんです!。
僕は最初に暗室にまわされて暗室に入って酸っぱくないので
「ここで使ってる氷酢酸何処で売ってるのですか?」と聞いたら
「うちで売ってるから欲しかった売ってやる」と言われて
みんな笑っているので、なんで笑っているのか分かりませんでした。
僕にも純真無垢の時代があったのです。
本題に戻ります。
フィルターを掛けずに30秒露光しました。
ハイ出来上がり!そんな訳には行きませんよね。
そこで最初に濃度を決めます。
少し薄かったので45秒にしました。
現像したらちょうど良い濃度になりましたでもコントラスト付けたい。
ここで5号フィルターの登場です。
一般的に全体の露光時間を3回に分けて欠けるのが理想です。
なぜならば、回数を分けておいた方が後で覆い焼き、焼き込みをする場合便利です。タイマーをこの場合45秒ですから、15秒にセットしておいて
全体に3回掛けた後に焼き込みたい場所を何回露光を掛けるかを回数が覚えやすいのです。
では、コントラストを上げるにはどうすれば言いでしょう?
15秒を三回全部フィルターを入れるとどうなりますか?
5号です。
5号フィルターを30秒入れたら?
4号です。ご存知の通りアバウトですが、
15秒だけ入れたら?
3号です。
これは全体に一つのフィルターを掛けてテストするとコントラストを上げる為にフィルターを変えると最初に言った様にそれぞれの露光倍数を覚えておかなければなりませんが5号フィルターだけなら後は露光時間を4回に分けるとか5回分けるともっと微妙にコントラストを調整出来る訳です。
その上!
空だけコントラストを付けたいとと言うときなど部分的にコントラストを
変えたい時に非常に便利なのです。
貴重な情報を漏洩して下さった皆様のホームページを記しておきます。
日本プリンター協会:http://www.printer-jp.org/
田村さんがプラチナプリントのセミナーをしています。
特別のリスフィルムを使ってサイズの小さいネガから大きなプラチナプリントを作るセミナーをしています。
参加料安いです。
THE DARKROOMINTERNATIONAL: http://bit.ly/eTO8xm
加藤さんが暗室の裏技を教えてくれるセミナーをしています。
生ゴミ見たい人はこちら: http://bit.ly/hpCAFW
●催行日時&場所
2011年3月9日(水)18:30~20:30
@TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY内
●定員:20名
●受講料:3,000円